朝突然仕事に行けなくなる私。

心の話

その時は突然やってきます。
今まで普通にできていたことができなくなる恐怖。

朝、目が覚めると同時に訪れる不安と緊張。
重い塊が胸の上に乗っているような感覚。
布団から出なければいけないのに、まるで動くことができない私。

声にならないうめき声をあげながら、身体を起こすことを考える。

大きな会議があるわけでも、大事な人に会うわけでもない。
特別なことがある日ではないのに訪れる恐怖。

動けない、悲しい、苦しい。
なんで、どうして。
自分の身体なのに言うことを聞いてくれないことがもどかしい。
頭の中はかすみがかったようにぼんやりしていて、力が入らない。

仕事に行かなきゃ、着替えなきゃ。
朝ご飯は?バスに乗らなきゃ。

頭の中でやるべきことがぐるぐると回りだす。
でも結局、気を失うように体の力が抜け、気が付けば仕事には間に合わない時間。

泣きながら会社に電話して、当欠を余儀なくされる。
休むことができると安心するのか、午後遅くまでひたすらに眠ってしまう。

起きると夕方、家にある適当なものを食べる。
死にたい…そう思っているのに生きるための食事を摂る姿はとても滑稽だ。

私は朝突然、仕事に行けなくなってしまった。

心の話

Posted by sayukana